口コミは危険!看護師が教える葉酸を選ぶ時の最重要ポイント

こんにちわ!看護師ママのMOMOです。

今回は妊娠中に必須の葉酸についての大切なお話です。

1.葉酸不足で何が起こる?

妊娠中のママが葉酸必須!とおまじないのように言われるにはきちんとした根拠があります。

細胞分裂が活発な妊娠初期に葉酸が不足すると、二分脊椎症という赤ちゃんの背骨に先天性の奇形が生じる可能性が高まるんです。

二分脊椎症って?

本来脳から出て背骨の中を通る脊髄の神経が、背骨の外に出てしまっている状態です。

全身の感覚をつかさどる大事な神経だからこそ、背骨という固いパイプで守られなければならないので、この先天奇形によって様々な障害か現れます。

 

治療は?

産まれてすぐ(2~3日以内に)手術が必要です。

運動機能の合併症や排せつ障害の治療も必要に応じて継続していきます。

2.日本だけが増加?

日本産婦人科医会の報告によると二分脊椎症はここ30年間減少は見られません。

多少の上下はあるものの、数値的には1972年の4倍以上です。

また、欧米諸国は軒並み減少の一途をたどっているにもかかわらず、日本の発生頻度は右肩上がりのまま推移しています。

その原因は?

アメリカやカナダではパンやパスタなどの日常的に食べる穀物に葉酸を添加することを法律で義務付けられています。

これによって普段の食事で一定の葉酸が取り込まれるので、有意に二分脊椎症の発生率が低下しています。

 

 

一方日本では、全くそんな話はありません。

確かに葉酸添加の食品も出回ってはいますが、義務化されていないのでそれは企業側の努力に任されている結果です。

基準がないためメーカーにより添加量も葉酸の種類もバラバラです。

3.重要!種類を間違えないで!

葉酸には2種類があり、身体への吸収率が全然違います。

【天然葉酸】

◎食事性の葉酸

◎生体有効率 50%

【合成葉酸】

◎モノグルタミン酸型葉酸

◎生体有効率 85%

サプリメントは天然成分がいい!と勘違いされがちですが、実は厚生労働省が推奨し、疫学研究実証済みなのは、「モノグルタミン酸型葉酸=合成葉酸」です。

またモノグルタミンサン型は生体有効率が圧倒的に高いので、身体が効率的に葉酸を生かすことができます。

天然葉酸か、合成葉酸か、これがサプリメントを選ぶ大きな基準になります。

4.推奨量は?

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準 2015年版」によると一日の食事から、

妊婦は480㎍

授乳婦は340㎍

若い女性は240㎍

の葉酸摂取を推奨しています。

食事も含めての推奨量なのでサプリメントのみで摂る量ではありません

なので、サプリメントを選ぶときは、一回量で葉酸が400㎍摂取できる種類のものを選べば食事と合わせてちょうどいいと思います。

5.葉酸の多い食品(100gあたり)

葉酸は、熱や光に弱く水に溶けやすい性質です。

なので生食よりゆでたり加熱した方が葉酸の含まれる量が下がります。

下の一覧は生食で食べるもの以外は加熱してあることを想定した値です。

レバー  800~1300㎍

※レバーはビタミンAが豊富で妊娠中は摂りすぎると胎児に悪影響が出ることがあるので、毎日食べ続けるのは避けましょう。

◎枝豆       260㎍

◎ほうれん草    160㎍

◎アスパラガス   180㎍

◎サニーレタス   120㎍

◎ブロッコリー   120㎍

◎納豆       120㎍

◎卵黄       140㎍

葉酸が最初に発見されたのはほうれん草から。

だからそのまんま葉酸という名前になりました。

やはり緑の葉物野菜に多いですよね。

納豆や卵などは、食事と一緒に気軽に食べられるので取り入れやすくていいですね。

私もそうでしたが、つわりがひどくて食事がとれない場合はサプリメントの摂取が非常に重要になります。

6.過剰摂取は危険だった!

実は葉酸には摂取上限量が決まっています。

つまり、これ以上は摂っちゃいけませんという限界量があるということです。

その量は、

 1日 1000㎍!

では過剰摂取するとどうなるのでしょう?

下記に葉酸を摂りすぎた時の症状一覧があります。

葉酸過敏症

◎胃の不快感

◎吐き気

◎むくみ

◎不眠

◎発熱

◎じんましん

◎かゆみ

◎紅斑

◎呼吸障害

 

また、葉酸を過剰に摂取していたママさんから産まれたこどもが小児喘息になる確率が上がるともいわれていますので、サプリメントの要領を守って飲みましょう。

ちなみに食事から摂る葉酸は吸収率が低いのは先ほどの3の項目で書いた通りですので、気にしなくてOKです。

まとめ

合成葉酸のサプリメントを選ぶ

食事からも適度に摂取する

サプリメントの過剰摂取はしない