世界一分かりやすい『フラット35』の解説!FPが語る8つのポイント

今回のテーマは住宅ローンの基本中の基本!

『フラット35』

これから借りる方も、今現在借りている方も

きちんとポイントを理解していますか?

「ネットで調たけど結局何も覚えてない・・」

「文字が多くて読む気がしない」

大丈夫!

ファイナンシャルプランナー(勉強中だろ)のMOMOが世界一わかりやすく解説しますから!

2016年に更新された知っておくべき最新情報もお伝えします。

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『フラット35』とは

一言で言いますと、

住宅金融支援機構(国)と銀行(民間)がコラボしている住宅ローンです。

その名の通り最長35年間もの期間を、全期間ずっと同じ金利で貸してくれるんです。

これだと、いつ、いくら返済していくかがクリア!

将来の計画も立てやすいですね。

なんで国とコラボしてるの?

理由はカンタン!

普通に考えれば民間銀行の資金力だけではそれだけの長い間同じ金利で貸すなんてリスクが高すぎ!

金利が上がにつれて損するかもしれないからです。

だからそのリスクの部分を国が補ってくれて成り立っているのがフラット35というわけです。

これで借りる人も貸す人もハッピー!

どんどんお金を借りてもらおうという施策。

どーですか!分かりやすいでしょう!

解説

住宅金融支援機構は実際は独立行政法人ですが、ここでは分かりやすく国としています。

もっと詳しく知りたい方はこちら→住宅金融支援機構の公式ウエブサイト

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『フラット35』8つのポイント

①何に対して貸すの?

1億円以下の新築住宅の建設・購入資金に使うなら貸してくれます

一定の条件を満たせば中古住宅でもOK!
(条件については下記参考)

②いくら貸してくれる?

貸してくれる限度額は8000万円。

最低額が100万円以上です。

ただし、購入金額の100%以内

つまり借りたい額がMAXの8000万円より安くても、買った住宅の額以上には借りられません。

③金利は?

 

・返し終わるまでずーっと同じ金利

貸してくれる時の金利で決まります。
(契約時の金利ではない!)

金利は各銀行ごとに違う
(下調べ必須!適当に決めない!)

融資率(借入額 ÷ 購入価格)が90%を超えると金利が上がる!

住宅購入なら住宅本舗!まずは簡単相談から


④保証料・保証人は?

不要です!

 

⑤収入の条件はある?

年収に対する住宅ローンの割合が決まっています!

返しきれなくて破綻したら困りますからね。

年収400万円未満・・返済額が年収の30%以下
年収400万円以上・・返済額が年収の35%以下

⑥繰り上げ返済は?

100万円以上から可能

手数料不要

住・My note(すまいのーと)でネット経由であれば10万円以上から可能!

⑦返済期間と年齢制限

15年以上35年以内に返済

借りられる年齢は70歳未満

⑧団信への加入は?

最新情報!

実はこれまで任意だったんですが・・

平成29年10月から団体信用生命保険の加入が義務になりました!

団信って?

団体信用生命の略で、住宅ローンを借りている人が亡くなるor高度障害になった場合に本人に代わって保険会社がローン残高を返済してくれる保険。

つまり、大黒柱のお父さんが亡くなったとしても、残された家族はローンを支払う必要がないんです。

フラット35のメリット

①将来の計画がしやすい!

住宅購入の資金を借りた時点で、返済し終わるまでの金利と返済額が先に分かります。

借りた時点の金利より世の中の金利が高くなったとしても、一定です!

金利変動によるリスクがなく、先に返済額が分かることでライフプランが立てやすくなりますね!

②イイ家を建てると金利が安くなる

例えば、耐震性が高い、太陽光利用などの省エネルギー住宅を建てる場合、借入金利を一定期間(5~10年)引き下げる制度があります。

引き下げ率は年0.25%!

ただし、返済中に市場金利が低下し、その時点の【フラット35】の借入金利が低下した場合でも、資金受取時に確定した借入金利で返済が続くことになります。

③繰り上げ返済がタダ!保証人保証金ナシ!

普通は保証人や保証金がある住宅ローンですが、フラット35にはそれがありません。

また繰り上げ返済するときも手数料は無料。下記ネットからも気軽にできます。

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フラット35のデメリット

金利が下がらない

しいて言えば、フラット35は市場の金利が下がったとしても、ずっと固定というお約束で借りるので金利は下がりません。

しかし今はマイナス金利のご時世。市場の金利がすでに低い状態なので、借りるなら低いうちのほうがいいのは当然です。

そう考えると現状ではフラット35にデメリットなし!ということになります。